私たちのところには毎日様々な相談が寄せられています。
集客の匠は集客やマーケティングを目的としたホームページ制作に強みがありますので、多くは集客やホームページ制作に関するご相談をいただいています。
お問い合わせをいただく内容で特に多いのが「ホームページを作ったけど売上があがらない」というものです。
詳しいお話を聞いていると、「制作費用が10万円〜30万円」や「ランニングコストがサーバー代だけ」といういわゆる格安制作会社に依頼したケースが多いように感じます。
当然私たちもできる限りコストを抑えて集客ができるようにご提案をしていますが、集客をするためのホームページは10万円〜30万円では絶対に作れないと断言できます。
他のページで詳細は書いてありますので詳細は割愛しますが集客を目的とするホームページを作成するには制作会社もそれなりに大きなコストがかかるのです。
・SEOに重点をおくHPで集客する場合はページ数が必要
・写真素材などにもライセンスが必要で仕入れコストがかかる
・ホームページを作るのに時間がかかる
・ホームページを制作する段階でマーケティング調査が必要
・得意分野を活かすために最低でも数人体制で分担することが多い
集客を目的としてホームページ制作をする場合、上記を念頭におく必要があります。
上記を順番に説明したいと思います。
このページの目次
SEOで集客をする場合はページ数が必要
SEOで集客をする場合、ページ数が必要です。
「私は最低限のページ数でいいのでホームページを作りたい」という方も多いのですが、集客を目的としたホームページ制作をする場合は絶対ページ数が必要です。
その理由は、まずSEOに力を入れられないような最低限のページ数が8〜12ページほどになります。この中にはお問い合わせフォームや会社概要(店舗概要)、料金ページなどの基本的なページがあります。
ところが、多くの場合、上記のような最低限のページに入っているようなキーワードは検索されないので検索順位で上位を獲得しても意味がないのです。
例えば、「サトウ商店」という名前の屋号で、この屋号で1位を取ったとします。
この屋号を検索する人はどんな人か想像してみてください。
この屋号で検索して訪問する人は、「知り合い」、「名刺交換をした人」、「紹介をしてくれた人」など、ごく一部のあなたのことを”知っている人”ですよね。
集客をする場合はあなたのことを知らない人に検索してもらう必要があるので商品やサービスの特徴などで検索してもらう必要があるのです。
例えば、肩こりを解決できる整体やもみほぐしのお店を経営しているのでしたら、●●整体院というキーワードで上位を目指すのではなく、”肩こり ●●市”や”肩こり ●●駅”などに加えて”ストレッチ ●●市”などのような関連するキーワードで上位をとる必要もあるでしょう。
このようにSEOは1つのキーワードではなく、数多くのキーワードで上位をとらなくてはならないのです。
これは、”肩こり ●●市”というキーワードで検索する人が毎月100人いた場合、検索結果の1位に表示されてもそのうちの25%程度がクリックしてくれたら良い方です。
そうすると、このキーワードでアクセスを稼げるのは月間25人程度ということになります。
思ったより少ないことにお気づきいただけると思います。
このような理由から検索回数が多いキーワードでSEOをする必要があるのです。
集客の匠では”検索ボリュームが多いキーワーでSEO”を行っています。
写真素材などのライセンス料
写真素材というと皆さんは”フリー素材を使えば無料でしょ?”とお考えになるかも知れません。
実際に間違いではないことも多いのですが、この写真のライセンスには注意が必要なのです。
無料で使える写真素材には色々なライセンス形態があります。
例えば、非営利に関しては無料で自由に使って良いというライセンス形態もあれば、一度購入した写真素材なら自由に利用しても良いというものもあります。さらに著作権表示(クレジット)を入れることで無料で使って良いというものもあり、ライセンス形態は様々です。
営利のホームページに使用することができ、著作権表示もしなくてよくて、それなりのクオリティの写真素材を使用する場合どうしても有料になってきます。
ライセンスの料金は様々ですが、1枚あたり数千円〜1万円程度のライセンス料がかかることが多いのが現状です。
私たちは写真素材で定評があり、大手企業でも使用しているところが多いAdobeStockというサイトの写真素材をしていますが、やはりそれなりのコストがかかっています。
ライセンスを無視すればコストが抑えられるでしょうけど、万一公開した後に著作権侵害で法的手続きをとられた場合、多くの方に迷惑がかかりますので、絶対に避けるべきだと思います。
しかし、実際のところ、安価な制作会社はライセンスを無視したり、そもそもライセンスを理解していないところもあるので注意が必要だといえます。
ライセンスに関しては、実際にトラブルになったという話もよく聞きます。
例えば、写真素材を提供している会社から内容証明が送られてきて多額の損害賠償を請求されたというケースもあるようで、インターネットで検索しても同様の事件は多数ヒットしますので充分に注意する必要があるといえます。
ホームページを作るのには時間がかかる・調査も必要
集客を目的としたホームページを作ろうとすると、デザインを重視したホームページを作る場合に比べて時間がかかります。
それはホームページ経由で見込客や注文を獲得するために様々な調査をしたり、ターゲット層のことを分析するなどの集客をするための特有のプロセスがあるからです。
これなしでは絶対に集客は成功しないのですが、安価なホームページ制作をする場合、このステップが抜けているのです。
実際に私たちは集客用のホームページ制作をする場合、調査やヒアリングなどに2週間ほどかかりますので、それだけでも人件費などがかかるわけです。
ホームページはチームで制作します
ホームページを制作する場合、私たちはそれぞれの得意分野を最大限活かすためにチームで担当します。
ホームページを制作する場合様々な作業を伴います。
コーディング、デザイン、SEO、リサーチ、広告運用など別々に担当することで威力を発揮するのです。
しかし、安価な費用で制作するようなホームページ制作会社は回転率を重視しなくては事業として成り立ちませんので一人が多くのことを処理したりするケースが多いのです。
つまり人件費を削って安価に費用を抑えているようなケースもあるのです。
ホームページで集客するためにかかるコスト
ホームページで集客をするためのコストはお客様の扱う商品や商材、業種や業態、商圏規模、コンバージョンの定義などによって異なりますので一概にはいえないというのが正直なところです。
しかし、10万〜30万で作成したホームページは集客を目的としていないため、公開後に集客をしようとするとどうしても広告などを利用してアクセスを増やしたり、ページ数を公開後に大量に増やす必要があったりするなど、とても労力が必要だったり、制作費用以外の多額の広告費が必要になるケースが後を絶ちません。
ですから、ホームページを集客目的で制作する場合はホームページ制作料金だけで選ぶことだけは絶対におやめください。料金だけで選んでしまうと公開後に広告費などの費用が制作費以上に高くなってしまうということもよくあります。
集客の匠では集客を目的としたホームページ制作を得意としていますが、デザインを重視したホームページ制作やコーポレートサイトの制作などにも対応しています。
お客様のご希望にそったご提案をいたしますので、まずは気軽にご相談ください。